Power Apps で業務を変える!OCR & AIでナレッジ検索の自動化活用例2選【2025年版】
目次
なぜ Power Apps × AI が今注目されているのか?
①Power Apps 活用例:AI-OCRアプリで紙帳票を自動入力
②Power Apps 活用例:社内ナレッジ検索をAIで効率化
Power Apps × AI導入を支援するサポートサービスのご紹介
なぜ Power Apps × AI が今注目されているのか?
まず近年、業務の効率化やDX推進が急務となる中で、「 Power Apps 」と「 AI Builder 」の組み合わせが注目を集めています。
一方で、これまで時間のかかる社内対応や属人化していた作業を、ノーコード・ローコードでスピーディーに自動化できるのが大きな魅力です。
たとえば以下のような課題を感じたことはありませんか?
- 請求書や契約書を毎回手入力している
- 社内マニュアルがどこにあるか分からず、探すだけで一苦労
- IT部門に頼らず、現場主導で業務改善したい
このような悩みに対して、Power Platform は即効性のあるソリューションを提供します。
「AI Builder」とは?
「AI Builder」はPower Platform 上で利用できるAI機能群のことで、
ローコード開発ツールと組み合わせることで迅速に
予測、オブジェクト検出、フォーム処理、テキスト分類など、様々なAIモデルを業務に組み込むことができます。
OCRによる自動入力や社内問い合わせの自動回答も可能です。
そして、過去データを分析して未来を予測できます。
すべて、専門知識なし・ドラッグ&ドロップ感覚で実現可能です。
そこで本記事では、特に効果が出やすい2つの作例をご紹介します:
・画像やPDFから文字を自動抽出する「AI‑OCRアプリ」
・社内ドキュメントをAIが自然言語で検索してくれる「ナレッジ検索アプリ」
どちらも、専門知識なし・最短1日で試せるアプリです。
実際の画面や使い方も交えて、わかりやすくご紹介いたします。
Power Apps 活用例①:AI-OCRアプリで紙帳票を自動入力
最初にご紹介するのは、紙の帳票やPDFからテキストを自動抽出する「AI-OCRアプリ」です。
紙の資料やスキャン画像を手入力していませんか?
AI Builder を使えば、画像をアップロードするだけで
自動で文字を読み取り、テキストに変換してくれます。
- その後に必要な箇所を選んで編集
- そのままOneDriveなどに保存
- プログラミングは一切不要
写真や画像、PDFをクリックで読み込み → 即テキストに変換
膨大なページ数の資料や画像もあっという間にOCR処理が可能です。
ノウハウ:Power Apps で実際どうやって作るの?
✅ 使っているのはPower Apps の「テキスト認識エンジン」だけ
このOCRアプリは、AI Builder に標準で用意されている
「テキスト認識エンジン」コントロールを使っています。
画面にドラッグ&ドロップするだけで、
画像やPDFから文字を自動で抽出してくれます。
✅ 実装ステップ(ノーコード)
- 画像アップロードコンポーネントを配置
- 「AIテキスト認識」コントロールを配置し、画像と連携
- 認識結果をラベルやテキストボックスに表示
- 保存・編集ボタンを追加して、データを蓄積・加工
✅ 実務での工夫ポイント
- A4サイズや縦長画像に最適化したレイアウト調整
- もっと高度なAI活用(特定項目だけ抽出・レイアウト学習などで金額欄・日付欄など特定項目抽出への調整)
- テキスト抽出後、自動で次の処理へ流すための Power Automate 連携も可能
「こんなに簡単にOCRできるの?」と驚かれることが多いです。
もちろん、より業務に合わせてカスタマイズも可能です。
Power Apps 活用例②:社内ナレッジ検索をAIで効率化
続いてご紹介するのは、社内マニュアルや議事録などを自然言語で検索できる「AIナレッジ検索アプリ」です。
「この手順、どこかに書いてあったはず…」
そう思った経験はありませんか?社内マニュアルや議事録が点在していて、探すのに時間がかかる…
しかし、業務マニュアルやFAQなど、社内ドキュメントは日々増え続けていきます。
結果として、必要な情報にたどり着くのがますます難しくなっています。
そんなときに役立つのが、このAIナレッジ検索アプリです。
知りたい内容はそのまま自然言語で入力できます。
「○○の手順は?」と入力すると、チャット形式でAI検索エンジンが文書を検索したのち、解析して要点をまとめて回答が戻ってきます。
プログラミングの知識は不要で現場の担当者でもすぐに利用できます
ノウハウ:Power Apps で実際どうやって作るの?
✅ 実装構成
このナレッジ検索アプリは、ローコードでチャット風のUIを構築し、
次に、Power Automate で SharePointやOneDriveのドキュメントを検索するフローを作成し、
該当文書をAI BuilderとOpenAI(GPT)連携で要約させます。
最終的に、自然言語での質問に、回答を生成して応答します。
✅ 実装ステップ
- チャットUIを構築(入力欄と出力エリア)
- 入力された質問をトリガーに社内文書(SharePointドキュメント等)を検索
- AI Builder(生成AI)を使って回答を要約・返信に整形
- 回答には出典リンクや参照文書名も添付可能
Power Automateのプレミアムライセンスは必要ですが、ノーコードで実装可能です。
アクションは下記のような流れです。業務時間を圧縮しつつ、社内情報の有効活用を支援する実践的な構成です。
✅ 精度・利便性向上の工夫
- 検索対象フォルダやファイル形式を事前に絞ることで精度UP
- 回答文にリンクや出典元の表示を加えることで社内ソースを提示する
- やり取りの履歴を残せば、ナレッジ共有・教育用途にも展開可能です
ナレッジ活用の第一歩として、ご活用いただけます。
Power Apps × AI導入を支援するサポートサービスのご紹介
弊社は、お客様の業務内容や課題を丁寧にヒアリングし、最適なAIソリューションの企画・設計から、Power Platformを用いた具体的なシステム開発、導入後の運用サポートまで、一貫してご支援いたします。
- 「自社の業務にAIをどう活かせるか分からない」
- 「Power Apps や AI Builder を使ってみたいが、何から始めれば良いか迷っている」
- 「具体的な業務改善のアイデアはあるが、開発リソースが不足している」
このようなお悩みをお持ちでしたら、一度当社にご相談ください。本記事でご紹介したようなノウハウはもちろん、お客様のビジネスに合わせたオーダーメイドのAI活用をご提案し、業務プロセスの自動化・高度化を実現するお手伝いをさせていただきます。
ACJ株式会社では、Power PlatformとAI活用の実績豊富な専門チームが、次のようなサポートを提供しています:
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