ChatGPT で WEB会議の文字起こしデータから 議事録作成 – ZiDOKA AI

ChatGPT 議事録生成 イメージ - ZiDOK A AI

 ChatGPT を利用していますか? ChatGPT や 生成AI を使って、議事録が生成できないかと考えている方や、実際に議事録を生成している方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、 Teams や ZOOM の文字起こしと、ChatGPT を組み合わせた議事録の生成方法を解説します。

Microsoft Teams での 文字起こしの取得方法

 Microsoft Teamsの文字起こしは、ご存じの方も多いと思いますが、Teams会議を立ち上げた後に下記を選択することによって行います。

その他 → レコーディングと文字起こし → 文字起こしの開始
※ご利用状況により、メニュー名が異なる可能性があります。

言語を選択して「確認」をクリックします。

 文字起こしを起動した状態で会議を終了すると、文字起こしデータがダウンロードできるようになります。文字起こしデータは、Microsoft Word形式および、Video Text Tracks形式のテキストファイルでダウンロードができます。

 組織によっては、まだ文字起こしを許可していないケースがあるかもしれません。あなたが管理者でかつこれから許可する場合は、下記のメニューをオンにします。

Microsoft Teams 管理センター → 会議 → 会議ポリシー → トランスクリプト

Zoom での 文字起こしの取得方法

 Zoomの文字起こしは、ご利用の方も多いと思いますが、Zoom会議を立ち上げた後に下記を選択することによって行います。

詳細 → 字幕 → 全文の文字起こしを表示
※ご利用状況により、メニュー名が異なる可能性があります。

言語を選択して「保存」をクリックします。

文字起こしを保存、によって保存ができます。

Zoomで生成ファイルされるファイルの所在が分からない場合は、「文字起こしを保存」時に出てくる「フォルダーで表示」を確認してみましょう。

会議終了後は保存された、文字起こしテキストを参照すると良いですね。

レコーディング機能を利用した際は、Video Text Tracks形式のテキストファイルも生成されますね。

 まだ文字起こしを有効化していないケースもあるかと思います。WEBメニューでZoomにサインインし、下記のメニューを有効にします。

設定 → 自動字幕 ・ 完全な文字起こし ・ 字幕の保存

文字起こしデータから ChatGPT で議事録を作成する

 ここまでで、Microsoft Teams あるいは Zoomで文字起こしデータを取得できましたでしょうか。次に文字起こしデータを利用して、ChatGPTで議事録を作成してみましょう。

 

【文字起こしデータ例】 ※個人情報の部分は「**」としています。

00:02:31.260 –> 00:02:37.150
はい。では皆さん揃ったのでミーティング始めていきます。周知事項ある方いらっしゃいますか?

00:02:45.110 –> 00:02:49.650
特になければ本当に白くございますので**さんお願いします。

00:03:11.420 –> 00:03:18.510
パソコンごめんなさいはい今すみませんありがとうございます。ちょっと共有します。

00:03:22.640 –> 00:03:25.080
えっと昨日ですね。

00:03:39.140 –> 00:04:00.000
まあ、昨日ちょっとチャットgptのまあ、ちょっと営業で・・・

 文字数が長くなるため、文字起こしデータからタグ情報や時間情報を削除するように編集してみます(含んだままでも良いです)。また、名前のような個人情報はChatGPTへの質問に含まれないように編集します。うまく文字起こしできていない部分も必要に応じて編集しましょう。

 

【編集後のデータ例】

 はい。では皆さん揃ったのでミーティング始めていきます。周知事項ある方いらっしゃいますか?
特になければ本当に白くございますので[**個人名]さんお願いします。
パソコンごめんなさいはい今すみませんありがとうございます。ちょっと共有します。
えっと昨日ですねあ。
まあ、昨日ちょっとチャットgptのまあ、ちょっと営業でちょっと

 編集後、ChatGPTに対して、次のような形で質問を投稿します。

 

【ChatGPT への質問】

以下に会議のメモを示します。
あなたのタスクは、会議メモから議事録を作成してください。
{ 以下に編集後のデータを貼ります }

ChatGPTで作成された議事録を応答として受け取れました。
うまく生成されていない部分があれば必要に応じて編集します。

 

【ChatGPT からの議事録】 ※「********」は弊社重要情報のためのマスクとなります。

日付: [日付]

出席者: [出席者の氏名]

  1. 開会
    会議は[**個人名1]によって始められました。周知事項があるか確認し、特になければ次の議題に進みます。
  1. ********のチラシ作成について
    [**個人名1]は、********に関連して、チラシ作成の課題があることを報告しました。現在は********を利用して手動で作業しており、作業に時間がかかっているとのことです。参加者からは、********ーの利用や他のアプリケーションの提案がありました。
  1. マスクの問題について
    [**個人名1]は、********のマスクに関する課題について質問しました。開発担当者からは、特定の名詞に引っかかる固定変換があること、また文脈によっては引っかからない場合もあることが説明されました。具体的な事例についても議論が行われました。
  1. 管理画面の権限について
    管理画面の権限についての質問があり、[個人名1]は[会社名]と同じレベルの権限を希望していることを述べました。開発担当者は、現在の権限でどの情報がマスクされているか確認することを提案しました。
  1. その他コメント
    参加者からは他に特筆すべきコメントはありませんでした。
  1. 閉会

以上で会議は終了しました。次回の会議まで一日お疲れ様でした。

いかがでしたか?ぜひ普段から利用しているチャットツールや会議通話ツール内に文字起こし機能がないか確認してみてください。ChatGPTを活用すれば、議事録作成の業務時間を他の業務の時間に割り当てられるようになりますよ。

文字起こしデータから ZiDOKA AI ( ChatGPT 活用 )で 議事録作成

 ChatGPT を業務で活用するためのサービス、ZiDOKA AI では、ユーザが文字起こしデータ(vttまたはテキストデータ)をアップロード後、自動でデータを成形し、ChatGPT への 議事録生成を指示することができます。

 ChatGPTに与える命令を予め用意しています。命令は変更することもできます。また、機密情報や秘密情報に関する保護も可能です。

ZiDOKA AI ( ChatGPT 活用 )

 今回は、Teams と Zoom による文字起こし方法と、そこから ChatGPT で議事録を作成する方法を説明しました。また、文字起こしデータを成形し ChatGPT で議事録を作成する ZiDOKA AIについて説明しました。

 ZiDOKA AI は ChatGPTを業務利用するためのサービスです。そのため、議事録作成 だけでなく、 業務での ChatGPT 活用も可能です。組織で、 議事録作成ツールあるいはChatGPT活用ツールをご検討中の場合はお気軽にお問い合わせください。

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