

インターネットの普及に伴い、インターネット環境を利用してビジネスやサービスの展開をおこなう企業が増加しています。また、非接触型で手軽に買い物やサービスを利用できることから、ネットショッピングの利用者数は年々増加傾向にあり、ECサイト(オンラインストア)への注目度が非常に高まっています。
そこで本記事では、EC構築プラットフォーム「 Shopify (ショピファイ)」をご紹介させて頂きます。(以下、2022年7月1日時点の情報を元に記載を行っております。内容は随時更新してきます。)
「 Shopify 」とは
まずは簡単に「 Shopify (ショピファイ)」とはどういったものなのかご紹介いたします。
「 Shopify 」はAmazonや楽天市場のようなモール型ではなく、自社ECサイトを構築するためのシステムです。日本市場に参入したのは2017年ですが、2020年には新規出店数の伸び率が前年比228%になるなど、抜群の成長率を誇っています。
機能の豊富さと拡張性の高さから「ブランドイメージを構築しながら小回りのきく自社ECの開発」を行うことができます。また、ECサイト構築サービスには数多くの種類がありますが、サブスクリプション形式でECサービスを始められる点も「 Shopify 」の大きな魅力です。
「 Shopify 」でオンラインストアを開設するには?
「 Shopify 」公式サイトへアクセスします。
トップページにある入力枠にメールアドレスを記載し、「無料体験をはじめる」をクリックしてください。
メールアドレス、パスワード、ストアの名前とストアURL(英数字)を入れて、「ストアを開く」をクリックします。その後、簡単なアンケートに答え、ご自身の情報を入力してください。
14日間無料でお試しすることができます!
「 Shopify 」の特徴について
それでは、「 Shopify 」のさまざまな特徴をご紹介いたします。
販売手数料と決済手数料は?
「 Shopify 」は、プラン別に利用料金が異なります。
①ベーシック
まずはShopifyを利用してみたいという方や、ネットショップ開設にはじめて挑戦するという方におすすめのプランです。
- 初期費用:無料
- 月額利用料:$25米ドル
- 決済手数料:「日本国内で発行したカード3.40%」「海外で発行したカード3.90%」「JCBカード4.15%」
- 外部サービス取引手数料(Shopify Paymentを利用していない場合):2.0%
②スタンダード
ネットショップで売上を維持できるようになり、利益を伸ばしたり、担当スタッフが増えてきた方におすすめのプランです。
- 初期費用:無料
- 月額利用料:$69米ドル
- 決済手数料:「日本国内で発行したカード3.30%」「海外で発行したカード3.85%」「JCBカード4.10%」
- 外部サービス取引手数料(Shopify Paymentを利用していない場合):1.0%
③プレミアム
大規模の売上があり、ショップ運営の効率化をはかったり、より高いレベルのデータ分析をしたい方におすすめのプランです。
- 初期費用:無料
- 月額利用料:$299米ドル
- 決済手数料:「日本国内で発行したカード3.25%」「海外で発行したカード3.80%」「JCBカード4.05%」
- 外部サービス取引手数料(Shopify Paymentを利用していない場合):0.5%
Shopify Paymentとは、外部サービスのアカウントなしでオンライン決済を導入できるShopify独自の機能です。Shopify Paymentを導入すると、通常0.5〜2.0%かかる外部サービス取引手数料が無料になります。
決済機能の種類は?
オンラインストアに欠かせないのが決済システムです。
幅広い層に使っていただけるよう、できるだけ多くの決済方法が使えるのが理想的です。
「 Shopify 」では、現在(2022年7月20日)、クレジットカード決済、コンビニ決済、携帯キャリア決済、あと払い、等、60種類以上もの決済手段に対応しています。
ブランディング・デザイン性
「 Shopify 」には、ブランドや商品のごだわりを届けることができる、様々なデザインテンプレートが用意されています。 また、部分的にHTML/CSSを編集してカスタマイズを行うこともできますので、オリジナリティ溢れるサイトの作成も行うことができます。
高クオリティなサイトを作りたい方には「 Shopify 」が非常におすすめです。

ストア分析
分析機能を活用すると、売上の改善や戦略的なストア運営にとても役立ちます。「 Shopify 」には、以下の分析機能があります。
レポート:ネットショップ運営の状況をまとめて確認することができます。
ライブビュー:ストア上のユーザー行動をリアルタイムで表示することができます。
レポート出力:ExcelやGoogleスプレッドシートにデータをエクスポートすることができます。
Googleアナリティクス連携:Googleアナリティクスを使用してストアの訪問者、セッション、その他の顧客行動を追跡できます。
SNSとの連携
「 Shopify 」と連携できるSNSには、FaceBook・Instagram・Twitter・Pinterest等があります。
FaceBookやInstagramと連携することでSNSからの集客を行うことができ、ユーザーはSNS上で商品を気軽に購入できるようになります。
販売チャネルを増やしておけば、集客機会を逃すことなく新規顧客やリピーターの増加が期待できますので、積極的に連携機能を活用しましょう。
他のECサービスではSNS連携自体行えなかったり、外部サービスを利用して別途利用料が必要になる可能性もあるので、ECサイト構築後の集客まで対策したい方はShopifyが最適です。

クーポン発行などの顧客管理
「 Shopify 」は、簡単にクーポンコードを作成する機能も備えています。クーポン機能をうまく使用することで、新規顧客へのアプローチ、顧客一人あたりの購入金額や回数を増やせる、等の効果が期待できます。
デフォルトでも、配布条件や使用条件を指定できますが、専用のアプリをインストールすれば、より高機能なクーポン機能を導入することも可能です。
「 Shopify 」のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は、EC構築プラットフォーム「 Shopify (ショピファイ)」について、ご紹介させて頂きました。
「 Shopify 」はサブスクリプション形式でECサイト運営を始められるため、自社ECサイトをスモールスタートしたい方におすすめのサービスです。スモールスタートをした後、売上が拡大しても、プランを月ごとに変更できますので、ビジネスの状態に合わせてECサイトの規模を調整することもできます。
上記でご紹介した機能以外にも様々な機能があります。各機能の詳細については公式サイトをご参照ください。
さて、メリットが非常に多い「 Shopify 」ですが、当然デメリットも存在します。
「 Shopify 」では、デザインと機能、どちらも、本格的にカスタマイズを行うことが可能ですが、そのためには、専門的な知識が必要になる部分もあります。例えば、デザインテンプレートをカスタマイズするには、HTML/CSSなどコーディング知識が必要になりますし、機能のカスタマイズを行うには、Liquidというプログラミング言語の理解が必要になる場合があります。
このため、「 Shopify 」で本格的なカスタマイズを行いたい場合は、ECサイト制作会社に相談することをお勧めいたします。
弊社では、「 Shopify 」を使用したオンラインストアの構築をはじめ、各種、 ECサイト(オンラインストア)構築 の代行を行っております。オンラインストアの開設にご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社へご連絡ください。

最後に、本記事に関しまして、ECサイト構築にお悩みの方の参考になれば幸いです。
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